どれがおすすめ? 海外でメジャーな職種一覧【2022年最新版】


仕事は探そうと思えば、たくさんあります、作ろうと思えば作ることだってできます。今回は、海外で働きやすい職種15個を紹介していきます。

日本語教師

日本で義務教育を受けた人なら、英語の授業で若い外国人の先生がALT(Assistant Language Teacher) の授業を経験しているはず。彼らは英語が母国語という利点を生かして、日本で英語を教えるという仕事をしていたのです。彼らにとって日本は海外だから、見事に仕事を得てはたらいているわけですよね?
逆に考えれば、日本人だって「日本語を教える」ことを仕事にすることだってできるのです。もちろん英語よりニーズは少なくなりますが。

ホステル・ホテル

海外旅行に行く時、ホステルやホテルに泊まりますよね?ホステルやホテルも、仕事を比較的得やすい場所です。特に、ハイシーズンの時期は人手が足りなくなるので、短期間だけ働く事も可能。

ホテルやホステルは多くのお客様とやりとりをする場所になるので、語学やコミュニケーション力向上を図ることもできるはず。

クルーズ船

「旅をするように暮らす」。私がブログを通して達成していきたい目標のひとつなのですが、本当に旅するように暮らしたいのであれば、一番手っ取り早いのがクルーズ船のクルーになること。

日本では世界一周クルーズ船ピースボートが有名ですが、こういったクルーズ船のクルーになれば、お仕事をしながら様々な国に旅行できてしまうんですよ。船上では宿泊と食事がついてくるので、支出も減らせます。

農業

海外で働く場合に壁となるのが、語学の問題。日本を一歩出れば、日本語は通じないので。日本語以外はほとんど話せないけれど海外で働きたい!なら、農業分野の仕事を考慮してみるといいかも。

私が大学時代に世界一周していたときは、言語がほとんど通じないトルコでエコファームでボランティアしていました。

客室乗務員

クルーズ船のクルーと同様、世界各国を仕事をしながら無料で飛び回りたいのであれば、客室乗務員という選択肢があります。私の高校時代からの友人も、昔からの夢を叶えて外資系航空会社の客室乗務員になり、世界中を飛び回っていました。

華やかなに見えますが、体力を必要とするお仕事だそうです。世界中を旅しながら仕事するためなら、大変さにも耐えられる!という方にオススメです。

レストラン・カフェ・バー

海外で仕事を比較的得やすいのが、レストラン、カフェ、バーでのお仕事。ワーホリの人はこの仕事に就くのが多い印象です。

現地語、最低でも英語は話せる必要があります。欧米でも日本よりも時給が安い場合もありますが、チップ文化があるので、頑張ればそれなりに収入を得ることは可能なよう。

オーペア

オーペアってご存知ですか?オーペアとは、子供のお世話や家事を行う対価として滞在先や食事とお小遣いをもらえる制度のことです。国によっては、オーペア専門のビザがあります。ドイツやスペインでもオーペアビザがあり、スペイン語学校で会った中国人の友達は、平日の午前中にスペイン語学校に通いながら、午後はステイ先の子供たちに中国語を教えていました。

コストを抑えて語学も勉強できるので一石二鳥ですね。子供が好きなら試してみる価値ありそう!

ヨガ、書道、ダンス、料理等、講師

仕事とは、自分ができることを提供して、対価をいただくこと。それは海外でも同じ。海外でだって、得意なことを教えるを仕事にすることができます。つまり、得意なことの先生になるということ。

特に、書道や日本料理といった日本ならではのものは、外国人の方から人気が高いはず。

日本に限った文化ではなくとも、ヨガやダンスといった他の人も習いたいと思うようなものを教えるという手もあります。私のサルサ仲間のインド人ラビは、サルサをかなり極めたので、今度は教える方を考えているようですー!

何かを極めて人に伝えれば、それが仕事になってしまうんですね。素敵。

シェフ・寿司職人

ドイツで求人を見ていると、「シェフや寿司職人募集!」という広告が目立ちます。うん、手に職はやはり強い。

ブログ仲間naoさんは、スペイン語圏で自分のお店を出すために寿司職人スクールに通っていました。卒業生の中には、アメリカやフランスに寿司職人として渡った人がいるそうです。

ツアーガイド

住みたい国・都市があって移住/滞在してみたい?旅行が好き?人とシェアするのが好き?これらが当てはまるのであれば、ツアーガイドとして働くことを考えてみてもいいかも!

ツアーガイドとして会社に勤務をするという方法もありますが、基本的にはフリーランスの人が多い様です。ツアーガイドさんを派遣する会社で働いていた友人によると、「フリーランスの方が稼げるよ!」と言っていました。もちろん腕がよければの話ですが。

芸術家

ストリートパフォーマーや、ミュージシャン、絵描きといった芸術家として生きる道もあります。

以前、ベルリンに週末にフリーマーケットが開かれ賑わっている公園があるのですが、そこで活動している日本人のストリートパフォーマーの見かけたことがありました。パフォーマンス中だったので話かけなかったのですが、こうやって仕事を作り出すこともできるんだ!と思ったものです。

美容師

手に職のある仕事といえば、美容師さん。美容師としての技術を使って世界一周をしている人もいるようですね。美容室に勤務することもできますが、フリーランスとして自宅でのホームカットや出張カットをすることも可能。そういった場合は滞在先の掲示板を利用して顧客を探すと良いでしょう。

私の周囲にも、フリーランスの美容師さんに自宅に出張してもらいヘアカットしてもらっている人が結構いるので、需要はありますよ。

写真家

最近は、高性能のカメラが使いやすくなり、写真を共有できるサービスができ、誰でもカメラマンになれる時代になりました。でも、アマチュア写真家が増えた中でも、「プロの写真」を取れる写真家の需要は固いです。

プラハやトレドといった中世の雰囲気あふれる都市にいくと必ずといっていいほど、ウェディング写真を撮っているカップルと写真家に出会います。やはり、一生に一度の瞬間はプロの手で納めてほしいですもんね。

美容師と同様、現地のコミュニティ掲示板等で仕事を得る他にも、フリーランスの写真家の方に写真撮影を頼めるpictripといったサービスに登録すると仕事の幅が広がりそうです。 こちらは、ヨーロッパの各都市で写真を撮ってもらえるサービス。こういったサイトに登録したり、craiglistやmixb掲示板といったサイトでクライアントを見つけるのが主になってくるようです。

通訳

海外で働いていると、通訳の方の重要性や有り難みがよくわかります。私のような一般人でも、ビザの申請といった高度な語学力が必要とされる場合は通訳の方にお願いすることはしばしば。

また、企業でも通訳・同時通訳は重宝されます。特に英語を話さない日本企業はまだ多いので、海外で通訳を要請することは多そう。ブログ仲間のドイツ在住Chikaさんは、独日の翻訳家・通訳として活躍されています。

企業で働く

最後に。職種は多岐に渡りますが、現地企業で「会社員」をするという手段ももちろんあります。職種としては、営業、マーケティングといったセールス分野やWeb開発やWebデザインといったIT分野の仕事に需要が多いです。 セールス分野の場合は、日本での職歴が大きく影響するので、まずは日本で働いて実績を作るのが一番の近道! 最近需要がさらに高まっているのがIT分野。どの国も、高い技術を持った移民者は大歓迎。ドイツでも、IT技術者はビザの申請が下りやすいとよく耳にしますので。 アメリカで仕事もインターンしていた友人は、もともとは営業出身でしたが、「手に職」をつけたいということで、プログラミングを学ぶスクールに通い、現在キャリアチェンジに取り組んでいます。こうやってチャンスを掴みにいくという姿勢は大事ですね!

海外で会社員をしたいのであれば、日系企業の現地職員を狙うという手も。現地企業よりは仕事を得るチャンスは大きいはずです。 特に、ドイツのデュッセルドルフは日系企業が多いことで有名。ベルギーも意外と日系企業が多いらしいので、要チェック!各国の求人サイトを定期的に確認しておくのがオススメ

まとめ
興味のある職種は見つかりましたか? ここでは挙げきれていない職種もまだまだたくさん存在します。 海外で仕事をする、見つけるってハードル高そう・・と思われるかもしれません。でも、今回紹介したように海外で仕事を得やすい職種はたくさんあります。 もちろん今回紹介しなかった職種でも海外で働くことができるものももっとあるはず。YouTuberといった時代の流れで新しい職種もどんどん生まれてきているので。 特に最近では、場所にとらわれずにできる、オンラインでできる仕事が増えてきています。オンラインで仕事を終結することができれば、それこそ場所にとらわれず生活基盤を構築することも可能になってきますね。